アトピー性皮膚炎の一番の辛さは痒みだと思います。このしんどさは経験者にしか理解できない、我慢しがたい独特の症状です。化粧品のプロでもアトピーが痒いのは知っているけれど、自分にはない感覚だから正直解らない…と仰います。
痒くなくなるのは死んだ時
既にお亡くなりになられましたが、とある大会社の社長まで歴任されたアトピーだった知人は心配する奥様に、常々「 自分が痒くなくなるのは死んだ時」と仰っていたそうです。その方に海外で出会った頃はプロトピックが最先端の薬で「効きますよ」と進めてくださったことを思い出します。

ステロイド、プロトピック、そして今の流行はヂュピクセントでしょうか。どの薬もその時代ごとに画期的で、それにより助けられている多くの人がいる医療・研究の賜物であることに間違いないでしょう。これからも更なる研究とそれらが保険適応され一般化し、多くのアレルギー患者の救世主が現れることを期待している一罹患者です。
感動から痒みの原因に感じる場合も
どの薬も最初は効果がみられるため「凄いっ!!」と感動を生みます。しかし怪我と違う、慢性的なアレルギー、アトピーの症状にはこれらを継続して使用し続ける場合が多いのも事実。最初の効果や感動は徐々に薄れ、副作用に眼が行き、薬への疑いが生じてしまう場合も多くあるのではないでしょうか。
更に効果が薄れた薬を塗ることで痒みを引き出している、痒みを感じる場合もある、と個人的には考えています。
今回のまとめ
医療で提供されるケアや薬はプロの研究者や先生方にお願いし、弊社では経験と人体実験の結果を基に、痒み対策の方法や商品をお伝えし提供させていただきます。具体的に言うと痒み対策を目指しながら、一過性でないことと少なくとも痒みが悪化しないことを目的にしています。準備に殊の外時間を要し申し訳ありませんが、今しばらくお待ちくださいね。