ヨガがアトピーに良いと言われる理由
「ヨガがアトピーに効く」と耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。芸能人の中にも、アトピーを抱えながらヨガを極めて症状の改善につなげた方がいると聞きます。
無理をしない限り、ヨガが体に悪い理由はほとんどありません。特にアトピーにとってヨガが良いとされるのは、呼吸を整え、体内のストレスを和らげる効果があるからではないでしょうか。
アトピーとストレス、そして呼吸
アトピーは「痒み」と「痛み」という最大のストレスと常に闘っています。心で「こうしよう」と努力する前に、体そのものが強いストレスを抱え続けているため、どうしてもイライラが募ります。その結果、呼吸が浅くなり、細胞に十分な酸素が届かなくなるのです。
ヨガを通じて深い呼吸を意識することで、内臓の働きが整い、血流や栄養素が体の末端まで届きやすくなります。皮膚の健康を支える一助となるのが、ヨガの大きな魅力だと感じています。
ニュージーランド・ネルソンでのヨガ体験
今回、Pure Moo（ピュア・ムー）の生産地であるニュージーランド・ネルソンを訪れました。そこで偶然、インドの大学でヨガや哲学を教えている先生と出会い、ヨガクラスを受講する機会をいただきました。
「お腹から息を吸って吐く」というシンプルなエクササイズを数回行っただけで筋肉痛になるほど。普段から気を付けているつもりでも、自分の呼吸がいかに浅いかを痛感しました。
ヨガを始めることへの抵抗
アトピーが酷く、外に出ることすら辛い方もいらっしゃると思います。着替えて新しい人の輪に加わることに抵抗を感じる方も多いでしょう。そんなときは、まずは部屋でできる呼吸法から始めてみてください。
3・7・8の呼吸法
「3・7・8の呼吸」は、故・阿部元首相も不眠時に実践されていたといわれています。
- 3秒かけて大きく息を吸う
- 7秒そのまま止める
- 8秒かけてゆっくり吐き切る
部屋で掻いてしまいイライラするときや、布団に入っても痒くて眠れないときに、ただ無心で試してみてください。
あなたが悪いわけではありません。この痒みは「我慢できるレベル」ではないのです。だからこそ、呼吸を整えることで少しでも心身を楽にしていただければと思います。
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