お昼寝が嫌いだった幼少期
物心ついた頃から、お昼寝がとにかく大嫌いでした。
夏休みや祖父母の家で「お昼寝タイム」と言われると、それだけで憂うつになり、保育園にはお昼寝があると聞いて「自分は幼稚園で良かった」と本気で思っていた記憶があります。
なぜそこまで嫌だったのか。
遊べないから?…違います。
お昼寝から起きた瞬間、身体が痒くて痒くて仕方がなかったからです。
寝起きのだるさに加えて、全身がムズムズして我慢できず、掻きむしってしまう自分がつらかったのです。
今振り返ると、
・寝ている間の汗
・体温の上がり下がり
・自律神経の切り替わり
これら“かゆみを悪化させる条件”がすべて揃っていたのだと思います。
敏感肌やアトピー気質のお子さんが「お昼寝が嫌い」と言う時、
その理由のひとつに “寝起きの強いかゆみ” が隠れている可能性もあるのかもしれません。
緊張から解けた時
〇〇発表会の自分の出番が終わった後、△△先生に会った後、◆◆の面接が終わった後…。
「終わった〜」「ふ〜っ」と緊張がゆるむ瞬間、私は舞台袖やトイレで人目もはばからず、バリバリと掻き倒していました。
これは、自律神経の“戦闘モード(交感神経)”がオフになり、
抑え込まれていた皮膚の感覚が一気に戻るためだと考えられます。
アドレナリンが下がることで、本来のかゆみが表に出てくるのです。
さらに、痒みを抱える私たちにとって「掻く」という行為は一瞬の快感を伴い、
その快感でアドレナリンが再び上がる・・・
そんな悪循環も起きていたのだと思います。
お風呂上がりのかゆみ
お風呂上がりにかゆくなるのも、同じように“温度変化”と“血流の急な変化”が原因です。
シャワーやお風呂で温まった皮膚は血管が広がり、神経が敏感になりやすく、
そこに乾燥した肌や敏感肌の状態が重なると、かゆみが一気に強く出ます。
ストーブに当たった時、こたつに入った時、温まれば血行が良くなりその部分が痒くなることは誰にでもある経験ですが、お風呂上がりの痒みも敏感肌さんにとってはより強く出やすいのです。
バスタイムの大切さは髪や身体を洗うと同時にリラックスすることにもあります。お風呂タイムは通常プライベートな時間でアトピーさんでも思う存分掻けますし、またシャワーを患部に当てることで掻く快感に近い刺激を得られ、その際には傷の悪化も避けられます。
肌の奇麗な友人たちがお風呂上りにそのままクリームやローションを塗っているのを見て不快にならないんだな、と不思議になります。お風呂上りに直ぐ保湿しろ、と言われますが濡れていることによる痒みを落ち着かせ、身体を乾かしてから保湿剤を塗りたいと常日頃感じているからです。
夏の汗・冬の乾燥のかゆみ
夏の汗のかゆみは、汗に含まれる塩分や皮脂が皮膚を刺激すること、
そして汗が蒸発する時の“チクチク刺激”が原因です。
普通肌の人でさえ汗のたまる場所が痒くなり汗疹も出来やすいのですから、敏感肌やアトピーの傷が治りかけの方々には一見症状が治まっていても塩分やアンモニアでかゆみを感じて当然です。
こんな症状には何かを添付するより水で洗い流すのが一番です。
①汗を水やお湯で洗い流す
②症状のある患部にRVウォッシュを添付して洗い流す
③クーリングパウダーを添付
個人的にはこのように凌いでおり、出先であってもどれか一つでも出来るように心掛けています。
冬の乾燥のかゆみは、湿度の低下で皮膚バリアが弱り、血行が悪くなることも相まってほんの少しの刺激でもかゆみとして感じやすくなることが背景にあります。
普通肌の人でもメロンみたいな肌になる、と言うほどの乾燥でアトピーや敏感肌の人に影響がないはずはありません。ただこの場合は保湿・保湿・保湿で痒みを悪化させない保湿が一番です。
どちらも仕組みは違いますが、敏感肌にとっては大きな負担になりやすい季節性の刺激です。
今日のまとめ
何れにしても保湿は必須です。この大事な保湿にべたつかず、かゆくならないうえに食べられるほど安全なGrass fed beef tallowのPure Moo(ピュア・ムー)の販売開始の最終段階です。お届けまであともう少しだけお待ちくださいませ。