アトピーが出ていないのに、なんでこんなに痒くなるの?
アトピー性皮膚炎について書かれた専門家の記事を見ると、
症状は一般的に4〜5段階に分けられて説明されることが多いです。
ただ、これらの段階は医師が診察時に判断するための指標であり、
当事者が感じているつらさとは必ずしも一致しないことがあります。
特に「軽症」と分類される方の中には、
そもそも自分がアトピーだと気づいていない人も少なくありません。
痒みと痛みは、重症度とは別の次元でつらい
重度で、血や体液が出てしまうような状態では
入院が必要になることもありますが、
アトピーのつらさはそれだけではありません。
何よりも大きいのは、
- 止まらない痒み
- 傷が引っ張られる継続した痛み
- 眠れない・集中できない・仕事や家事が手につかない
といった、日常生活への影響です。
このつらさは、重症度の表だけでは測りきれないものだと感じています。
「治りかけ」でも、突然襲ってくる狂気的な痒み
手術後の傷が治るとき、英語で言うとSuper itchy!!
「超痒い」「めちゃくちゃ痒いねん」と誰もが言いますよね。
治ってきて良かったね、と声をかけつつ、
「痒いよね、つらいよね」と共感もします。
でもアトピーの私たちは、
その“治りかけの痒み”がずっと続いている
そんな感覚を抱えることがあります。
中等度〜軽度で見た目が落ち着いていても、
• 首
• 脇
• 手首などの関節
• 下着が擦れる部分
こうした場所は症状が出たり引いたりしやすく、
時に“狂気的”とも言える痒みに襲われます。
「掻いちゃダメ」は分かっている。でも無理なものは無理
「掻くと悪化する」
そんなことは百も承知です。
でも、この痒みを我慢するのは正直言って不可能です。
掻くしかない。
ただ、掻いても悪化しにくい工夫はできるかもしれません。
冷やすと良い?本当にそうなのか
痒み対策として「冷やす」という方法がよく紹介されます。
確かに一時的には楽になりますが、
血管が収縮することで一瞬だけ痒みが引くだけで、
後から逆に痒みが強くなることもあります。
それよりも、
熱めのシャワーや蒸しタオルで温める方が落ち着く
と感じる人もいます。
(※これは一般&個人的な話で、症状によって合う・合わないはあります)
アトピーの痒みは、生活のあらゆる瞬間に潜んでいる
髪が触れたとき、
マフラーやセーターが擦れたとき、
お気に入りのシルクのシャツのタグが当たったとき…
見た目に症状が出ていなくても、
刺激の小さな積み重ねで痒みが突然爆発することがあります。
掻いたからといって、必ず悪化するとは限らない
アトピーの痒みは、何か特定の原因があるときだけでなく、
原因が分からないまま突然襲ってくることもあります。
見た目の症状が落ち着いていても、
刺激の小さな積み重ねで急に強い痒みに変わることもあります。
私は、そんなときでも
「痒みが出ても悪化しにくい身体」
を目指せたら良いのではないかと考えています。
アトピーや敏感肌は、外側からのケアだけでなく、
身体の内側の状態にも影響を受けやすいと言われています。
Pure Moo(ピュア・ムー) のシリーズでは、
これから 身体の中からアプローチできるアイテム も順次お届けしていく予定です。
そして、ひとつだけ強く伝えたいことがあります。
どうか、掻いてしまった自分を責めないでください。
痒みを我慢することは簡単ではありません。
むしろ、我慢し続けることでストレスが増え、
結果として肌に負担がかかることもあります。
大切なのは、
「掻かない完璧な自分」ではなく、
“掻いても悪化しにくい肌づくり” と
“自分を責めない心” を育てていくことだと思っています。